さとみさんの読書生活(仮題)

読んだ本の御紹介と生活記録

2022-01-01から1年間の記事一覧

不随意な脳内燃機関の話

ひとりでじーっと考えることが好きです。 最近、実家の母に「さっちゃんは小さい頃から自分の世界がある子だったから」って言われて、そんなふうに見えてたなんて聞いたの初めてなんだが(38歳)って思いましたが、幼少期を思い返すと、確かにそう。 雨の日…

「それしかないわけないでしょう」ヨシタケシンスケ(2018年 白泉社)

「それしかないわけないでしょう」ヨシタケシンスケ 2018年11月7日初版発行(2020年第10刷発行)白泉社 2018年10月に長女を産むまで、絵本を購入するという趣味はありませんでした。 子供の頃はそれなりに色々読みましたが、年齢と共に「卒業」したつもりで…

「マグネット」山田詠美(1999年 幻冬舎)

「マグネット」山田詠美(1999年発行 幻冬舎) 1999年4月発行 幻冬舎 帯の紹介文「甘い罪と罰のはざまで、世界はあなたのものになる。罪の意識は、人を洗練させる。動物のように思慮深い瞳をした者たちがひき起こすナインストーリーズ。心の未知の扉を開く最…

紙の本が好きだからお家に書庫を作ったよ

昨日は初めて本の御紹介として記事を書きました。 2022年3月時点で間違いなく「一番好きな一冊」なのですが、いざ文章にして誰かに伝えようとすると難しいものですね。 読み返してみると、御紹介したい中心の「デミアン」より、関連作品である「少年の日の思…

「デミアン」ヘルマン・ヘッセ作 実吉捷郎訳(昭和34年第一刷 岩波文庫)

このブログで初めて御紹介する本はこちら タイトル 「デミアン」 ヘルマン・ヘッセ作 実吉捷郎訳 昭和34年4月5日第一刷発行(手元の本は昭和41年8月10日第九刷発行のもの) 岩波文庫 帯の紹介文「第一次大戦直後の世界と作者自身の激しい変貌を描いた名作。…

久々にブログを開設してみました

二千年代に自分も周囲も書いていたブログなるものを再びやってみむとてすなりです 別に何も上手くない感じですが、久々にブログを書いてみようと思いアカウントを取得しました。 twitterの方で御存知の方もおられると思いますが、私は2022年4月から職場復帰…